ハダカデバネズミはアフリカのケニア、エチオピア、ソマリアに生息するげっ歯類の動物だ。顔には豚のような丸い鼻がついており、長い歯が二本その下に伸びている。
近年、世界の生物学者はこの動物に大きな関心を寄せている。その理由はハダカデバネズミが老化しないからだ。
哺乳類の寿命は、その大きさに比例すると言われている。ハダカデバネズミの体重は約30グラムだ。同じ体重のネズミは、しっかりとエサを与えても3年までしか生きられないが、ハダカデバネズミは30年も生きることができる。
人間が500年から800年生きるようなものだ。さらに、ハダカデバネズミは年を取っても組織や循環系の状態が変わらない。死ぬ時も若い状態のままなのである。
もう一つの重要な点は、癌になるハダカデバネズミが一匹も発見されていないことである。生物学者の貴重な情報源であることは間違いない。
http://m.roshianow.jp/articles/2012/05/29/14420.html
「ハダカデバネズミ」が、ガンにならない理由
ハダカデバネズミは、ガンマ線を打ち込んだり、腫瘍を移植したり、発ガン物質を注射したりしてもガンにならない。その一因は「密度の高いヒアルロン酸」だとする研究が発表された。
>ハダカデバネズミは年を取っても組織や循環系の状態が変わらない。死ぬ時も若い状態のままなのである。
>ハダカデバネズミは30年も生きることができる。
ガンにもならないしハダカデバネズミの死因は何になるんだ?
肌や血管、臓器等はいつまでも若いままだが、20歳を超えたあたりから骨格筋や脳は老化してくるんだってさ
記録では38年生きた固体がいるし40年以上生きることも可能だと言われている




皮膚がしわくちゃでミイラみたいだな
かわいい
こんな歯で地面掘り進んでるのか
122 :名無虫さん:2011/10/21(金) 06:55:38.63 ID:???
ハダカデバネズミには、女王ネズミと働きネズミがいる
http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2006/05/21g5n201.htm
123 :名無虫さん:2011/10/24(月) 23:45:39.96 ID:???
ハダカデバネズミは、哺乳類でありながらアリやシロアリと同じ社会性をもつ
唯一の脊椎動物らしいね。
124 :名無虫さん:2011/10/24(月) 23:59:30.66 ID:???
ついでにハダカデバネズミにまつわるトリビアをもう少し。
ハダカデバネズミは先頭の一頭だけで、しかも歯だけでトンネルを掘る。
現在南米に住んでいるげっ歯類(カピバラ、アグーチ、モルモットなど)は
すべて大昔にアフリカから海を渡って南米に漂着したハダカデバネズミから
進化した。
見たまんまなネーミングセンス
ネズミの一種で、地下にアリの巣のような巨大な巣を作り、その中で数百匹の群れが生活している
完全な身分社会が成り立っていて、女王デバネズミを中心に王様デバネズミ、兵士デバネズミ、労働デバネズミ、布団デバネズミなどが存在する
女王デバネズミ…群れのデバネズミは全てこいつから生まれる。一応群れのトップだが、気を抜くとすぐにクーデターが起こるので、定期的に巣を巡回してその威厳を見せつける必要がある。
王様デバネズミ…群れの中に数匹だけ存在する繁殖用のデバネズミ。王様とは名ばかりの性奴隷。女王の要求に応じて交尾をするが、その余りの激しさに常に(ヽ´ω`)な状態。
兵士デバネズミ…侵入してきた外敵(主に蛇等)と戦うデバネズミ。自分の身を犠牲にして、一匹が喰われている間に他の兵士が巣の入り口を塞いで敵を締め出すという防衛方法を取る。
労働デバネズミ…群れの最下層の雑用係。階級が上のデバネズミにはけして逆らえない。狭い通路で階級が上のデバネズミとすれ違うときは、身を低くして上を通らせなくてはいけない。
布団デバネズミ…労働デバネズミの一種。自分の体をお布団にして子供デバネズミを温める係。お布団なので勝手に動くことは許されない。
読んでて悲しくなった‥
一節によると、近親相姦を何世代にもわたって繰り返した結果このような生態になった、らしい
このハダカデバネズミは他のネズミ同様に活発に日常生活を送ってるんだよね
勿論、その役目に当たった連中は食われてしまう
若さ保つ驚異的な能力、ハダカデバネズミで解明
体毛がなく、長寿でがんができないなどのユニークな性質を持つ「ハダカデバネズミ」の全遺伝情報(ゲノム)
解読に、韓国と中国、米国、デンマークの共同研究チームが成功した。
細胞の老化を防ぐ遺伝子が活発に働き続けるなど、人や他のネズミとは違う特徴が見つかった。仕組みを
調べ人で再現する薬を開発すれば、抗加齢やがん治療に役立ちそうだ。13日付の英科学誌ネイチャーに
発表する。
ハダカデバネズミは、アフリカ東部のサバンナに80匹程度の集団で生息。大きさはマウスとほぼ同じだが、
平均寿命は28年とマウス(2~3年)の約10倍。運動能力も20年以上衰えないなど、若さを保つ驚異的な
能力が注目を集めている。
解析の結果、遺伝子の数は人や他のネズミとほぼ同じ2万2561個だが、固有の遺伝子グループが
96種類あった。細胞の老化に伴って短くなる「テロメア」を保護する遺伝子や、DNAの傷を補修してがん化を
防ぐ遺伝子などが活発に働いていた。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111013-OYT1T00201.htm
ほ乳類の精子の頭部は通常丸っこい形をしていますが、
ハダカデバネズミの精子の頭部は円錐型だったりハート形だったり奇妙な形のものが多い。
精子の構造は大きく分けて頭部、中片部、尾部に分かれている。
中片部にあるミトコンドリアの数も5~7個と、げっ歯類がもつ<300個に比べて非常に少ない。
精子の運動量は非常に低く、ほとんどの精子がノロノロとシャクトリムシのように
地を這うような動きをし、まともに泳ぐ精子は全体の10%ほどしかいない。
動物では、1匹のメスが複数のオスと交尾することが頻繁に起こる。
この時、より活発な精子を持つ個体の方が、受精確率を高めて自分の子孫を残すのに有利となります。
なので、いつも精子間競争とよばれるものが起こっています。
種類によっては、同じ個体から放出された精子達がスクラムを組んで他個体の精子達と競争したりするなど、様々な戦略を進化させてきました。
それほどまでに、精子のスペックを高めることが繁殖戦略上大事だということが分かります。
ハダカデバネズミの場合は真社会性なため、1匹のメスと複数のオスが交尾することがありません。
つまり、精子のスペックを高めるような選択圧がなかったために、まともな運動能力がなく、
特殊な精子がたくさん生まれることになったと考えられます。
まともに泳ぐ精子は少しあれば充分というわけです。
女王が巣を巡回し威厳を示さないと、メスの中から女王へ変化するものが現れ、女王2匹→新たな女王に従う兵士が出て巣が分化してしまう
>>25
なるほど、一つのペアから始めたり、身篭った女王が一匹から始めるのではなく、
そうやって新たな群れの形成をしていくのですか。
>>26
なるほど、それぞれのカーストにオスメスが存在している訳か、
実際の繁殖に関わるのは、その中の一匹のオスですか。
回答ありがとうございました。
>>1
>ハダカデバネズミは、ガンマ線を打ち込んだり、腫瘍を移植したり、発ガン物質を注射したりしてもガンにならない。
>その一因は「密度の高いヒアルロン酸」だとする研究が発表された。
ヒアルロン酸が豊富なのに肌はシワシワなのかw
>ゴルブノヴァ氏はヒアルロン酸を分解する酵素の量を増やして、ヒアルロン酸の分子量を減少させてみた。
>するとすぐにハダカデバネズミの細胞がガンになったマウスの細胞と同じように、大きなガンの塊へと増殖を始めるのが観察された。
人間のがん予防に転用はよ

出来る奴はどんどん上へ行きダメな奴は底辺のままなのか
しかも繁殖できる頂点は1組
格差厳しすぎるんよ(´・ω・`)
治安の悪い地域に生息してるな

哺乳類の精子の頭部は通常丸い形をしているが、ハダカデバネズミの精子の頭部は円錐型だったりハート形だったり奇妙な形が多い。
中片部にあるミトコンドリアの数も5~7個と、げっ歯類が持つ300個に比べて非常に少ない。
精子の運動量も非常に低く、ほとんどの精子がノロノロと地を這うように移動し、まともに泳ぐ精子は全体の10%ほどしかない。
ハダカデバネズミは真社会性なため、1匹のメスと複数のオスが交尾することがないので精子間競争が起きず、
精子のスペックを高めるような選択圧もなく、運動能力が低くても辿り着けさえすればよかったのだ。
面白い生態だなあ
引用元:http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/wild/1387899771/