ウォンバットのうんちはなぜ四角いのか
ルイーズ・ジェントル(ノッティンガム・トレント大学准教授、専門は行動生態学)
<オーストラリアに生息するウォンバットが四角いうんちをするのには、賢い理由があった>
動物のうんちの大きさは多種多様だ。小さな無脊椎動物のうんちは顕微鏡を使わないと見えないほど小さいし、逆に最大級のアフリカ象では1日当たり50キロを超える。形も様々で、犬は細長い筒型、うさぎは丸薬のようなペレット型、牛はベチャっと平たいスプラット型だ。なかでもユニークなのがウォンバット。うんちが四角いのだ。それを一晩に80~100個もする。
ウォンバットは大きく分類するとコアラの親戚で、オーストラリアに生息する。群れで行動せず夜行性で、日中は地中の穴の中にいる。1日の平均睡眠時間は16時間とよく眠る。夜になると、餌となる草や植物を探しに地上に出る。夜行性で視力がとても弱いため、餌探しは嗅覚が頼りだ。
(ウォンバットの四角いうんち)
生きとし生けるものはみなうんちをする。そしてその動物と餌に関する情報を提供してくれる。質感やサイズ、形状、臭いの違いから、落とし主の正体を特定できる。またうんちのきつい悪臭は、動物が他の動物に自分の存在と縄張りを知らせるのにも使える。不用意に他の動物と出くわして致命的な争いになるのを避けるためだ。
うんちは賢い
ではウォンバットの場合はどうか。ウォンバットは縄張り意識が強い動物で、争いを避けるために四角いうんちで自分の縄張りに印をつける。他の動物の様々なうんちの違いを見分け、天敵やオスのウォンバットのものを見つけたら回避行動を取ることも分かっている。オスがメスの繁殖期を突き止めるなど、うんちでホルモンの状態も把握できる。
ウォンバットは自分が掘った穴の外や丸木の上や岩の上など、他のウォンバットが見つけやすい場所にうんちをする。四角いので、不安定な場所でも転がる心配がない。
ウォンバットのうんちが四角くなるのは、肛門が四角いからではない(実際、ウォンバットの肛門は丸い)。消化が遅く14~18日の日数を要するため、消化後は極度に圧縮されて四角くなるとみられている。ウォンバットの消化管は非常に長く、ほとんどの栄養分や水分を餌から吸収する。
→【参考記事】食べつくされる「自撮りザル」、肉に飢えた地元民の標的に
まとめるとこうだ。ウォンバットは夜行性で視力は悪いが優れた嗅覚を持ち、うんちを主な手掛かりにして誰がどこに住み、縄張りによそ者がいないかどうかを見分ける。ウォンバットのうんちが四角いのは、食性や消化の遅さが現因だ。岩や丸木の上に置いても転がらないので完璧な形状だ。
まったく、賢いうんちもあるものだ。
(人懐こいウォンバット)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-8044.php
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ウォンバットは、双前歯目ウォンバット科(ウォンバットか、Vombatidae)に分類される構成種の総称。名前はダルク語に由来する。生態は異なるがコアラに近い種族である。
分布
オーストラリアクイーンズランド州の一部、及び、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、西オーストラリア州、タスマニア州の低木林や草原に分布する。
形態
頭胴長は70-110cm、尾長は25-60mm、体重は19-33kg。尾は痕跡的。ヒメウォンバット属は粗い、ケバナウォンバット属は柔らかい体毛で被われる。雌のほうが雄よりも大きい。ずんぐりとした体付きで、内股で歩く。
生態
草食性で植物の葉や根を食べる。夜行性で昼間は主に巣穴の中で過ごすが、曇りの日などはエサを求め動き回ることもある。1腹1子。短い距離であれば、時速40kmほどで走ることができる。
ウォンバット – Wikipedia
>それを一晩に80~100個もする。
ウンコしすぎだろw
あーなるほどね
天才か
食性や消化が遅い=四角いうんち
全く納得いかねえwww
ベイクド・ショコラだっけか
消化が極端に遅い
↓
圧縮によって四角になる。
この論理がぜんぜんわからない・・・

焼きチョコ
かみさんにこの画像みせて「小学生の子が初めて作った焼きチョコだって」って言ったら
「初めてにしては美味しそうだね」だって
なんか悪い事をした気分になったから本当のことは言わなかった(´・ω・`)
ひどい
四角いから転がらない、完璧だ――というが
💩ふつうのウンコ型のほうがよほど安定しているだろう
説明がてきとーすぎる
メルティ
やめとこう、食えなくなる。
立方体もしくは直方体になる説明がない。
たぶん、これからの人生で再び目にすることは無いだろう。
引用元:http://egg.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1500902477/