ジャン=アンリ・カジミール・ファーブル(フランス語: Jean-Henri Casimir Fabre、1823年12月21日 – 1915年10月11日)は、フランスの博物学者であり、また教科書作家、学校教師、詩人としても業績を遺した。昆虫の行動研究の先駆者であり、研究成果をまとめた『昆虫記』で有名である。同時に作曲活動をし、プロヴァンス語文芸復興の詩人としても知られる。
ジャン・アンリ・ファーブル – Wikipedia
アーネスト・トンプソン・シートン(Ernest Thompson Seton、1860年8月14日 – 1946年10月23日)はイギリス出身の博物学者、作家、画家である。
日本では『シートン動物記』で有名である。また挿絵も画家であるシートン自身が描いており100点をこえる挿絵は、物語をいっそう魅力的にしている。ボーイスカウト運動の創生に大きな影響を与えた人物でもある。
アーネスト・トンプソン・シートン – Wikipedia
ジャック=イヴ・クストー(Jacques-Yves Cousteau, 1910年6月11日 – 1997年6月25日)は、フランスの海洋学者。
1930年にフランス海軍に参加。潜水用の呼吸装置スクーバ(商品名:アクアラング)の発明者の一人として知られる。水中考古学を始めた人物でもある。
調査船カリプソ号で海やそこに住む生物の研究を行う一方、それを書籍、記録映画にして一般への啓蒙活動も行った。 深海を扱ったドキュメンタリー映画『沈黙の世界』(1956年、ルイ・マルとの共同監督)はカンヌ国際映画祭で最高の栄誉であるパルムドールを受賞した。日本では、1970年代から1980年代にかけてのテレビドキュメンタリー番組『驚異の世界・ノンフィクションアワー』(日本テレビ系列)で放送された、自身も出演する『クストーの海底世界』シリーズでつとに知られる。
ジャック=イヴ・クストー – Wikipedia
未来からの刺客ドゥーガル・ディクソンも加わって四つ巴の戦い
ドゥーガル・ディクソン(Dougal Dixon、1947年 – )は、スコットランド人の地質学者、古生物学者、サイエンス・ライター。
5歳の時に恐竜が登場する漫画を読んで、生物に興味を持つようになったという。セント・アンドルーズ大学を卒業後、1973年に出版社に就職。1980年からフリー。(実在の)恐竜に関するものを中心に100冊以上の著作があるが、特に現在生きている(または、かつて生きていた)生物から進化した架空の生物たちを描いた一連の著作で広く知られている。1971年に結婚し、2人の子供がいる。
ドゥーガル・ディクソン – Wikipedia
シートン動物記…動物の逸話を集めた見聞録
同意
ファーブルさん絶倫ですな。子供の頃、読んだ偉人伝記にはもちろん、そこは触れられてなかったので、
ショックだったわw
自らの研究結果により進化論を否定したファーブル
ファーブルの進化論への批判
【アナバチの例】
このハチには何種かの近縁があることは形態等から明らかであるから、進化論的にはそれらに共通祖先があったことが想定される。
しかし、現実の種はそれぞれに別な固有の獲物(ある種はコオロギ、別の種はキリギリスモドキ、また別の種はカマキリ類)を狩る。
では、それらの祖先はいったい何を狩っていたのか?
もし祖先の中から特定の獲物を狩るものが出たのだとすれば、祖先はそれら全部を獲物の選択肢にしていたことになる。
とすれば、多様な獲物を狩れる中から、限られたものしか狩れない者が出てくるのでは、明らかに進化しているものの方が不自由であり変である。
もし、祖先がある1つの獲物を狩っていたとしても、そこから現在のさまざまな種が出る間には、複数種を狩れる段階があったはずであり同じ問題を生じる。
ファーブルはジガバチの習性について細かく観察記録している。
このハチは自分の幼虫の餌にするために夜盗虫を捕まえて針で刺して麻酔し巣に運び込んで卵を産み付ける。巣は自分で穴を掘り獲物を収納したら砂をかけて蓋をする。
獲物を殺してしまうと肉が腐り幼虫の餌にならないので殺さず運動能力のみを奪うのだ。
しかし、この行為にはとても高度な技術を要する。
まず夜盗虫の潜んでいる地面を的確に探し出し、見つけたら頭を軽く噛み失神させ、腹に9つある神経中枢を一流の外科医でも真似出来ない正確さで1つずつ針で刺していく。
このとき1つでも失敗すれば神経節は独立した動きをはじめるので、後で食事をする幼虫の妨げになる。
こういった高度な外科手術を昆虫は学びもせず生まれつき行う。もし、これらの行動のどれか1つが欠けても、この昆虫の習性は完成しないのである。
だとすれば、進化する途中の狩りバチなどあり得ないのではないか。
もしも、この技を習得するまでの過程があったとすると、その過程において夜盗虫の麻酔が失敗すれば幼虫は成長できない。
つまり、ジガバチの子孫は残らないことになる。
唯一できる説明は、ジガバチは地球上に発生したその瞬間からこの技術を完璧に体得していたということだ。
こういった昆虫の機械的行動はあらかじめプログラムされていたかのようで、長い時間をかけて環境に適応するように体得していった技術とは思えないのだ。
ある地方のアナバチは巣へ獲物を入れる際に、入り口に獲物を置いてまず巣の中を検査して外敵がいないことを確かめてから巣穴に獲物を運び入れる。
ファーブルはアナバチが巣穴を検査している最中に入り口付近に置いてある獲物を離れた別の場所に移動させた。
すると、検査を終えたアナバチが巣穴から出てきて獲物を探し回る。
しばらくして獲物を見つけると、また巣穴の入り口に獲物を置いて、先ほどおこったばかりの巣穴の検査を始めたのだ。
ファーブルはこれを40回以上繰り返したが、実験を行ったすべてのアナバチは検査を繰り返し続けるという実験結果が得られた。
つまり、この地方のアナバチは巣穴検査という動作を行わなければ、獲物を巣穴に入れると言う動作へつなげることができないという結論になる。
昆虫の本能はどんなに状況や環境が変化しても、結果を元に行動を変化させていく人間のような柔軟性はないということだ。
昆虫の変化や適応をすることなく最初から高度な技術を持っていただろう実験結果は進化論では説明できないとしている。
これらのファーブルによる観察事実は当時ヨーロッパの科学界を席巻していたダーウィンの進化論に強烈な打撃となった。
乳幼児で死んだり、早世したりが多かったんで。
労働力として期待できることも大きい。当時は自営業も多く、出稼ぎなんかでも収入が期待できた。
大人向け文庫本もあるよ
ファーブルはイケる。
シートンは厨向け。
両方とも、大人は大人になってからの楽しみがある。
どんな年代で読んでも感動があり、啓発される。それが名著。
シートンもファーブル同様に高齢で再婚されたが(先妻とは離婚って点が死別したファーブルと違うが)、
お子さんは先妻との間の娘さん(1990年に80代で亡くなってる)一人だけのようで。
動物英雄伝説
狩られし者の生き様
野生動物の生き方
歴史に残りし動物達
カール・フォン・フリッシュ
カール・リッター[1]・フォン・フリッシュ(Karl Ritter von Frisch, 1886年11月20日 – 1982年6月12日)は、オーストリアの動物行動学者。1973年、ニコ・ティンバーゲン、コンラート・ローレンツと共にノーベル生理学・医学賞を受賞。動物行動学という学問分野の創設に大きな功績を残した。
ミュンヘン大学の動物学の教授としてミツバチの研究をし、彼らのコミュニケーション手段としての8の字ダンス、また紫外線に鋭敏な感覚を持ち合わせていることを発見した。
けど、実際には悲しい話が多かった気がする。冬の寒さで死ぬ動物や鳥の話が多かった
昔、滋賀県立びわこ博物館のファーブル特別展へ行った。
ずいぶん充実した、いい展覧会だった。
大阪自然史博物館のダーウィン展も良かった。こちらは人がたくさんで、90分は行列に並んだか。
この特別展を通じて、ダーウィンと社会的ダーウィニズムの違いを意識するようになった。
ダーウィンとマルクスが文通していたなんて、ビックリした。
双方、よい思い出。
引用元:http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/wild/1433749789/