イモムシ時代のある虫、チョウ、甲虫、ハエ、蚊、などがいる。
そういう幼虫時代があることが、生存競争で有利に働いていると考えられるが
そういった幼虫は、骨格がなく動きものろく、武器も(一部を除いて)無い
なので外敵に食われるばかりである
しかしそういう特徴をもつ虫の多くが自然淘汰によって生き残ってきたことは
揺るぎない事実である
そういった幼虫時代があることのメリットとは何か?考えよう
このテーマは逆で、
むしろそれらの昆虫は、幼虫の状態に本来の価値がある。
それらは自然界での分解者としての存在が大きいからだ。
ではなぜ彼らに成虫の姿があるか。
セミのように幼虫で何年も生活している連中にとっては、幼虫時代こそ生涯の主要期間であり、末期に繁殖のためだけにリスクを冒して羽化、交尾するもので、成虫時代はオマケのようではないかと。
生命サイクルが短い奴らは別だけどね。
「うわ、マジか。俺もう終わりかよ」
みたいな。
植物で例えるなら
セミは竹 開花は54年だったかに一度。
モンシロチョウはたんぽぽ 年に何度も開花。
アブラムシはヨモギ 地下茎でクローン増殖。有性生殖も併用。
ギフチョウはカタクリ 言わずと知れたスプリングエフェメラル。
花のない季節は栄養分をため込むための文字通り充実期間てことだろ。
成虫は繁殖のための形態、幼虫は>>18のように養分をとる形態と考えられる。
>>1が挙げたグループは蛹がある完全変態だね。
蛹というクッションを置くことで、幼虫と成虫の姿を大幅に変えることが可能になった。
それにより幼虫の養分摂取の効率を上げることもできる。
確かに無防備になるデメリットもあるが、それをカバーする戦略もいろいろ編み出した。
蛹がない不完全変態は幼虫と成虫の形が似ている。
どっちが優れているということは無いが、完全変態の出現で可能性が広がった。
蜂とか不完全変態では不可能な姿だと思う。
幼虫か可愛いから可愛がるけど成虫になったら
地球にポイ捨てしてたとか?
それに無限大の可能性を感じさせてくれるではないか
もちろん成虫もいいけど幼虫が最高!!
幼虫には愛おしさを感じる
成虫には、そんなものは感じない
孵化したばかりの幼虫をみると愛おしさも
ひとしお
小さい幼虫じゃないと沢山体に入らないだろうし・・・・・・。
どうせ虫なんて幼虫も成虫も食べられる側だしね・・・。
いや、別に虫を馬鹿にしているわけではないけども
節足動物は脱皮動物門に含まれていて
細胞の運動機関である繊毛や鞭毛運動をいっさい使わないのが特徴なんだってさ
幼虫期間が一年未満の早期羽化でも二年以上かけて成虫になっても、成虫寿命はだいたい一年。
成虫からの寿命って、命が誕生(孵化)してからではなく、羽化してから初めてカウントダウンが始まるってこと?
逆に、まれにセミ化して二年も三年も幼虫でいる事もあるけど、幼虫には寿命が無いの?
うまくセミ化を維持できれば、何年でも生きられるのかな?
生物界の多様性というか不思議なところだな。
メリット、デメリットという効率性の追求だけではないものも進化に影響を与えている。
メリットはデメリットでもある。
幼虫時代があることのメリットは幾つか挙げられるが、
それは別の視点から見ればデメリットとも考えられる。
たとえば?
幼虫→栄養蓄積
成虫→生殖、拡散
伊勢エビの幼生とかレプトケファルスとかは、拡散体型。
「最終齢になると
擬糞型から威嚇型に変り
それなりに、美しくなる。」
(尾角をもつスズメガの幼虫全般に関して…)とある…
http://www.ne.jp/asahi/hamamatsu/seiji/tree/visitr/ga/suzu.html#hos2
幼虫ならウスバカゲロウとかクサカゲロウ、あと水棲の
トビケラとかカワゲラ、ヘビトンボの幼虫が好き。
蛍とか蝉もなかなか切ないけどカゲロウだかの成虫も
何日しか生きなくて、その間朝露しか口にしないんだとか。
口が物を摂取する程の機能無くて成虫は子孫繁栄だけの数日間
ってことだよね。虫も動物と同じく小さければ小さい程時間を
長く感じてるなら幸いだけどね。
周期ゼミって一番極端だよネエ…
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%9C%9F%E3%82%BC%E3%83%9F
「周期年数が素数であることから素数ゼミともいう」
…ここに隠された意味(理由)とはナニ??
…しかも米国東部、北東部にしかいない。
イリノイで昨年発生したんだ!
赤い目の蝉が
「周期発生の理由[編集]」ところがおもしろい、
Dybas,1966,1974)である。彼らは素数年での同時発生は、
捕食者が同期して発生する可能性を抑えられるためではないかと指摘した。
13年と17年の最小公倍数は221年であり、同時発生は例えば4年と8年に比べて頻度が小さくなる。
それぞれの大量発生についてはいわゆる希釈効果で説明できる。まとまって発生する
ことで個体が捕食される可能性を低下させることができる。かつては種の保存のためと
説明されたが、現在では個体の生存に有利であるためと考えるのが一般的である」
だったのがどっかの段階で有袋類のように未熟児の状態に殻から出てしまうようになり
当初は親虫がそれを自らの体にひっつけるなどして運び護り養っていたのが自力で植物
などを食べられるようになり、蛹というかたちで自ら卵の殻のようなものを作って成虫に
育つようになった
つまり甲虫類などの芋虫型完全変体のグループと
ある程度成虫の形で出てくる不完全変体のグループでは発生が全然違うのですね
トンボも水中でヤゴの時がある
カブトムシも幼虫の時が有る
>>101
ゴキブリのグループと甲虫類のグループではカンブリア期どころか先カンブリア期の生命誕生の時から違うと思う
カブクワの幼虫ってどちらかと言えばエビの仲間から別れたんだと思う
なぜならば!カブクワの幼虫の背中にはエビみたいな背腸があるしエサの食べ方もザリガニとほとんど同じなんだもん
昆虫類全体がエビなどの甲殻類から分岐・進化した可能性は高いが
甲殻類と比べると、昆虫類の中でのゴキブリと甲虫のほうが遥かに近縁
固い外骨格では体を成長させられない。
柔らかい体を持つことで、短期間に体を大きくさせることができる。
敵から身を守る方法として、地中に潜る、擬態する、臭い匂いを出す、などと、それぞれ独自に選択した。
完全変態イモムシの食欲は文字通り桁が違う
まさにそれだろうな
成虫は子孫を残すためだけの形体だよな
カブトムシの幼虫よりGの子供の方がかわいいわ
例えばセミの場合、天災となる程の強い熱波や寒波が発生しても、地中の幼虫は
生存する事が出来、種の絶滅を回避する可能性が高まる。
全ての昆虫に当てはまらないかもしれないけど、生命力やヒエラルヒーの中で弱者
に位置する昆虫ほど、幼虫として生存して絶滅を回避する多様性を獲得している様
に思う。
想像してしまう
同じ形なのに巨大だった、ってどういうこと?
Meganeuraと現在のトンボ目に直接の系統性はない。おそらくMeganeuraは鳥類に
勝てなかったのだと思われ。
あんま変わらない。
それは発生時の話じゃないかい?
人間の場合、胎児は魚っぽくなったりトカゲっぽくなったりしながら大きくなる
だっからそういう話だ。
人間には大人と 子供という2種類があるのでほかの生物も?
っていう単純な思い込み?人間社会的通念の押しつけ?
大人と子供は生物的にははっきりした境目なんてないのにねー
むしも幼虫とか成虫とか二元論でいいの?
カニやクラゲやエビは何段階もあるぞ
系統樹

基本的に幼虫が本来の姿で、成虫は生殖に特化した形態。
花もそう。
花が咲くまでの過程が本来の姿で、花は生殖に特化したもの。
こんな感じじゃないかな。
引用元:http://matsuri.2ch.net/test/read.cgi/insect/1346793170/